Windowsパソコンを使った事がある人ならゲーム「ソリティア クロンダイク」という名前に聞き覚えがあるはずです。ネット上で公開されているゲームの中でも、最もプレイされ、そして最も人気のあるゲームの1つだと言えます。
1990年、Microsoftはオペレーションシステム・Windows3.0をリリースしました。「ソリティア クロンダイク」はこのバージョンではじめて、 無料で同梱されることになったのです。このカードゲーム自体はかなり古いもので、数百年前に書かれた書物にも登場しています。Windowsオペレーティングシステムが普及すると、このOSに搭載されたゲーム「 ソリティア」も同様に人気が出始めます。パソコンさえあれば、このカードゲームを誰でも無料でプレイできたのです。オフィスでたくさんの社員がこのゲームに挑戦するという現象は当時、一世を風靡しました。90年代に入ると、多くの人が自宅にパソコンを所有するようになり「ソリティア」がプレイされる場所はリビングルームや勉強部屋へと拡大します。残念ながら、Microsoft社のWindows8でこのゲームの無料提供は終了してしまいましたが、幸いなことに、ネット上では無料で遊べる類似のゲームがたくさん存在します。
「ソリティア クロンダイク」のルールは非常にわかりやすいのですが、ゲームをクリアするのは、そう簡単ではありません。実際、計算されたところによると、クリアできるのはたった48%だそうです。3枚のカードを使う1番難しいレベルだと、この計算がまさに当てはまります。また、ほとんどのゲームで「1枚めくる」を選択できます。特に「元に戻す」のオプションがある場合は、ほぼ確実にゲームをクリアできます。
「ソリティア」で遊ぶには、トランプを1組用意し、ジョーカーを取り除きます。ジョーカーは使いません。そしてカードを分けますが、この時、最初の列には1枚、次の列には2枚と、順に枚数を増やしながら分け、最後の列が7枚になるまでカードを分けます。そして各列の一番上のカードだけをめくり、その下のカードは伏せたまま見えないようにしておきます。カードを7列に分け終えたら、残りのカードは伏せたまま山札として横においておきます。さらに、テーブルにはカード4つ分の空きスペースを作っておきます。ゲーム「ソリティア」で最終的に目指すのは、7列のカードをすべて、この4つの空きスペースに移すことです。この4つのスペースにはそれぞれ異なる色が割り当てられ、カードの順番は昇順、つまり必ずエースから始まり、キングで終わらなければなりません。例えば、ハートのカードはすべてエースからキングまで1つ目の山に、スペードのカードはすべて2つ目の山に、といった感じで、他も同様に積み上げていきます。全てのカードが正しい場所に収まりましたか?もしそうなら、あなたはゲームに勝ったということです。そのためには、7つの列にあるカードと、山札に積まれたカードを全てめくることになります。まずは数の小さなカードから探し始めましょう。(先に述べたとおり、4つの空いたスペースに置くカードは、数の小さいものから順に並べる必要があるからです。)最初にエースを見つけ、次に2,3 …と見つけていきます。カードをある列から他の列へと移動させながら分類しましょう。この時カードは、黒のジャックの上に赤の10を置く…といった感じに、交互に並べなければなりません。これ以上動かせなくなりましたか?では、山札からカードを1枚めくりましょう。
説明を読むだけだと難しく感じるかもしれませんが、やってみると、その遊び方は非常にシンプルだとわかります。とにかく遊んでみてください。やめられなくなりますよ!ソリティアのウェブサイト ソリティア.jpでは、様々なタイプのゲームの中から選択し、オンラインのブラウザ上で遊べます。